2022年度 筑波大学附属駒場高校 数学 2番 整数 素因数分解 分母が222であり、分子が222以下の正の整数である分数について考えます。 これらの分数のうち、分母と分子が1以外の公約数をもつものすべてを、 次のように小さい順に並べます。 2/222,3/222,4/222,6/222,・・・,220/222,222/222 並べた分数について、次の問いに答えなさい。 (1) 並べた分数の個数を求めなさい (2) 並べた分数のすべての和 2/222+3/222+4/222+6/222+・・・+220/222+222/222 を求めなさい。 (3) 並べた分数のすべての積 2/222×3/222×4/222×6/222×・・・×220/222×222/222 を、正の整数M,Nで N/Mと表します。 ただし、MとNの最大公約数は1です。 Mを素因数分解した結果を、累乗の指数を使って表しなさい。 解き方 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (1) 150 (2) 151/2 (3) M=342×37144 |
2022年度 灘高校 数学 4番 確率 場合の数 場合分け A,P,Sの3種類の文字から無作為に1文字を選ぶことを繰り返し行い、 選んだ文字を選んだ順番に左から右に向かって1列に並べていく。 (1) 文字を6個並べたとき、 「PASS」という連続した文字の並びが含まれる確率を求めよ。 (2) 文字を9個並べたとき、 「PASS」という連続した文字の並びが含まれる確率を求めよ。 解き方 (1) PASS○○ ○PASS○ ○○PASS の3パターン (32×3)/ 36=1/27 (2) ア PASS○○○○○ イ ○PASS○○○○ ウ ○○PASS○○○ エ ○○○PASS○○ オ ○○○○PASS○ カ ○○○○○PASS PASSPASS○ がアとオ PASS○PASS がアとカ ○PASSPASS がイとカ で2回数えられていることに気をつけて (35×6―3×3)/ 39=161/2187 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (1) 1/27 (2) 161/2187 |
2022年度 一橋大学 数学 1番 整数 対称性 素因数分解 素数 論理 場合分け 合同式 偶奇性 2a3b+ 2c3d=2022 を満たす 0以上の整数 a, b, c, d の組を求めよ。 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 ( a ,b ,c ,d )=(1,5,9,1),(9,1,1,5) |
2022年度 麻布中学 算数 3番 整数 場合の数 3の倍数 次の条件に当てはまる4桁の整数を考えます。 条件 : 1つの数字を3個、別の数字を1個並べて作られる。 例えば、2022はこの条件に当てはまっています。 以下の問いに答えなさい。 (1) 条件に当てはまる4桁の整数のうち、 どの桁の数字も0でないものはいくつありますか。 (2) 条件に当てはまる4桁の整数は全部でいくつありますか。 (3) 条件に当てはまる4桁の整数のうち、 3の倍数であるものはいくつありますか。 解き方 (1) 4×9×8=288 (2) 4×9×8+(3×9+9)=9×36=324 (3) 4×9×8×(1/3)+3×9+9×(1/3)=126 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (1) 288 (2) 324 (3) 126 |
2022年度 清風南海中学 算数 2番 (3) 整数 場合の数 (3) どこかの位に少なくとも1つ3がある整数を考えます。 @ 1から100までのなかに、このような整数は何個ありますか。 A 1から1000までのなかに、このような整数は何個ありますか。 解き方 @ 102―92=19 A 103―93=271 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 @ 19 A 271 |
2022年度 渋谷教育学園渋谷中学 算数 2番 整数 場合の数 倍数 1,2,3,4,5の5つの数字だけを使ってできる4桁の数すべてを 次のように小さい順に並べました。 1111,1112,1113,1114,1115,1121,1122,・・・・,5553,5554,5555 次の問いに答えなさい。 (1) 全部で何個並んでいますか。 (2) 8の倍数は何個並んでいますか。 (3) 並んでいる数をすべてかけあわせました。 その積は一の位から0が何個続いていますか。 解き方 (1) 54=625 (2) (3×3+2×2)×5=65 (3) 5×1+3×4+2×20+1×100=157 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (1) 625 (2) 65 (3) 157 |
2022年度 聖光学院中学 算数 2番 整数 場合の数 各位の数の和が各位の数の積以上である3桁の整数Aを考えます。 たとえば、925の各位の数の和は9+2+5=16、 各位の数の積は9×2×5=90となり、 925は整数Aとしてふさわしくありません。 このとき、次の問いに答えなさい。 (1) 百の位の数が9である整数Aは全部で何個ありますか。 (2) 3つの位の数の中に0を含む整数Aは全部で何個ありますか。 (3) 次の3つの条件すべてにあてはまる整数Aは全部で何個ありますか。 ・3つの位の数の中に0はない。 ・百の位の数は十の位の数以上である。 ・十の位の数は一の位の数以上である。 (4)整数Aは全部で何個ありますか。 解き方 (1) 9×2+1+1=20 (2) 19×9=171 (3) 9+1+1=11 (4) 171+1+3×8+3+6=205 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (1) 20 (2) 171 (3) 11 (4) 205 |
2022年度 筑波大学附属駒場中学 算数 1番 整数 連続整数の和が2022 奇数の約数の個数 等差数列の和の公式 偶奇性 三角数 素因数分解 ある整数を、2個以上の連続した整数の和で表すことを考えます。 ここでは、整数○から整数△までの 連続した整数の和を<○〜△>と書くことにします。 たとえば、9=2+3+4なので、9は <2〜4>で表せます。 9を2個以上の連続した整数の和で表すとき、 考えられる表し方は <2〜4>と<4〜5>のちょうど2種類です。 次の(1)から(3)の整数を。2個以上の連続した整数の和で それぞれ表すとき、考えられる表し方を <○〜△>のようにしてすべて答えなさい。 (1) 50 (2)1000 (3)2022 解き方 素因数分解する。 そして、1より大きい奇数の約数について調べる (1) 50=2×5×5 奇数の約数は5と25 (2)1000=2×2×2×5×5×5 奇数の約数は5と25と125 (3)2022=2×3×337 奇数の約数は3と337と1011 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (1) <8〜12> <11〜14> (2) <28〜52> <55〜70> <198〜202> (3) <163〜174> <504〜507> <673〜675> |
2022年度 開成中学 算数 1番 (3) 場合の数 サイコロ4つの出た目の積 4の倍数 (3) 4人の人がサイコロを1回ずつふるとき、 目の出方は全部で6×6×6×6=1296通りあります。 この中で、4つの出た目の数をすべてかけると 4の倍数になる目の出方は何通りありますか。 解き方 64ー34ー4×2×33=999 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 999 |
2022年度 開成中学 算数 1番 (2) 整数 計算 9で割った余り 九去法 合同式 (2) 次の計算の結果を9で割ったときの余りを求めなさい。 1234567+2345671+3456712 +4567123+5671234 解き方 1×5=5 1+2+3+4+5+6+7≡1 ( mod 9 ) (1+2+3+4+5+6+7)×5≡1×5≡5 ( mod 9 ) 解き方2 4×7×5≡20×7≡2×7≡5 ( mod 9 ) 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 5 |
2022年度 久留米大学附設中学 算数 1番 (2) 場合の数 (2) 「1」が2枚、「2」が2枚、「3」が1枚、 合計5枚のカードがあります。 この中から3枚とってならべてできる3けたの整数は 全部で何種類ありますか。 解き方 33―(3+3×2)=18 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 18 |
2022年度 駒場東邦中学 算数 1番 (2) 整数 場合の数 組合せ (2) 1以上2022以下の整数のうち、 各位の数字の和が6である整数は何個ありますか。 解き方 28+21+3=52 解き方2 84−35+3=52 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 52 |
2022年度 大阪星光学院中学 算数 1番 (2) 整数 場合の数 順列 (2) 1から6までの数字を1個ずつ使って6けたの数を作るとき、 521346は小さい方から数えて □ 番目の数です。 解き方 5!×4+4!+1=505 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 505 |
灘中学 入試問題 2022年度 ( 令和4年度 )入試 算数1日目 4番 整数 余り 合同式 2の累乗(べき乗) 2を10個かけてできる数 2×2×2×2×2×2×2×2×2×2を 17で割った余りは □ です。 また、2を2022個かけてできる数 2×・・・・・・・・・×2を 17で割った余りは □ です。 解き方 前半 1×2×2=4 後半 17ー2×2=13 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答え 順に 4 13 |
灘中学 入試問題 2022年度 ( 令和4年度 )入試 算数1日目 5番 整数 場合の数 偶奇性 式の扱い 分配法則 余事象 A、B、C、Dは1以上10以下の整数です。 A、B、C、Dの中に同じ整数が含まれていてもよいものとします。 A×B+A×C+A×D+B×C×Dが偶数となるような A、B、C、Dの組は全部で □ 組あります。 解き方 A、B、C、D の偶数、奇数で場合分けする 104 ― (5×53+5×53×3)=7500 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答え 7500 |
灘中学 入試問題 2022年度 ( 令和4年度 )入試 算数1日目 1番 計算 逆算 通分 方程式 分数 素因数分解 ![]() 解き方 726=121×6 726=22×33 726=3×242 (□+33)×5=4×(242―42) □=4×200÷5−33=127 答え 127 |
灘中学 入試問題 2022年度 ( 令和4年度 )入試 算数1日目 2番 式の扱い 方程式 整数 仕事算 比 逆比 ある仕事に兄と弟が取り組みます。 兄は30分働くごとに5分休むことを繰り返します。 弟は働き始めると休まずに働き続けます。 兄が働き始め、その95分後に弟も一緒に働き始めると、 兄が働き始めてから135分後にこの仕事が終わります。 また、弟が働き始め、その90分後に兄も一緒に働き始めると、 弟が働き始めてから、140分後にこの仕事が終わります。 この仕事を弟だけで終わらせるには □ 分かかります。 解き方 [ 30 ]×4+<40>=<140>+[ 30 ]+[ 15 ] [ 75 ]=<100> [ 3 ]=<4> [ 120 ]+<40>=<160>+<40>=<200> 答え 200 |
灘中学 入試問題 2022年度 ( 令和4年度 )入試 算数1日目 3番 食塩水 濃度 てんびん算 逆比 濃度が □ %の食塩水が □ g 入っている容器に、 濃度が1.9%の食塩水100gを加えてよくかき混ぜると、 濃度が3.1%になりました。 そのあとに食塩10gを加えてよくかき混ぜると、 濃度が5%になりました。 解き方 てんびん図をかく (100−5)×10÷(5−3.1)=500 500−100=400 3.1+(3.1−1.9)÷4=3.4 答え 順に 3.4 400 |
灘中学 入試問題 2016年度 ( 平成28年度 )入試 算数1日目 5番 オイラーの関数 素数 互いに素 1000以下の整数のうち、2でも3でも5でも割り切れない整数を 小さいものから順に並べると 1,7,11,13,17,・・・・・・・,997 となります。 このなかで、一の位の数が7である整数は全部で□個あります。 また、7で割り切れる整数は全部で□個あります。 解き方 素数の楽しさを味わえる問題です 問題文の中に10以下の素数2,3,5,7が全て出てきています 2,3,5の最小公倍数は30ですから、1から30までの整数のなかで 2でも3でも5でも割り切れない整数を 書き出していきます でもここで、問題文のなかに 1,7,11,13,17というように17までは書いてくれています ここで灘の算数の問題は分かる人だけに分かるヒントが 問題文の中や例の中に隠されています 別に1,7,11,13,・・・・・・・,997というふうに問題分を書いても、 1,7,11,・・・・・・・,997と書いてもいいと思いませんか? それなのにどうして1,7,11,13,17というように17まで 書いてあるのでしょう? そのあと全部2,3,5で割り切れないことをチェックしていってもいいのですが、 13+17=30が使えることを知っている人だけに ちょっとでも有利になるように17まで書いてくれていると思います。 そこまで算数を楽しんでいる人を 灘が求めているのではないでしょうか? ここで灘中に上位合格する人たちが知っていることを 書いておきます ワンポイントアドバイス 13+17で30ですね あとは30−11で19 30−7で23 30−1で29となります(説明略) だからいっきに 1,7,11,13,17,19,23,29と書き出せます あとは30ごとに繰り返します ![]() 30までに一の位が7であるのは2つあります 1000÷30=33・・・10 2×33+1=67 灘中に上位合格する人たちは上の数表すべて書き出していません 前半の問題を解くのに 実際の試験上で計算用紙に書き出しているのは 最初の一行(1,7,11,13,17,19,23,29)で十分です 30ずつ繰り返すので、書かなくていいことが頭のなかでわかっています 30ずつ繰り返すことを意味も分からず、ただ覚えるのではなく、 理由を考えてみましょう。そうすると、 最初の一行で十分であることが理解できますね 最小公倍数のすごさ、素数のすごさ、繰り返すことのすごさを 感じられるのではないでしょうか つぎに後半の解き方ですが 30と7の最小公倍数は210ですので、 210までのなかで7で割り切れる整数をみつけます 上の表の赤枠の中で7の倍数は何個ありますか? これから受験の方は時間を計ってやってみましょう この作業がわりと時間がかかりますし、 計算ミスの可能性もありますね。 100までの7の倍数は普段練習しているので すぐに判定できると思います 100超えてからの7の倍数判定が時間がかかると思います 赤枠の中の4行目91を見つけてほっとしませんでしたか? これは一行に一つ7の倍数があるからあとは簡単と思ったら落とし穴に はまってしまいます 119も7の倍数ですよ ![]() 119が7の倍数であることを見つけても 121から209までの24個の整数全部を7で割るのはしんどいですよね? ここで違う思考回路を紹介します 使っている方も多いと思いますが 119が7の倍数とわかったら、そのことを活用するのです 7の倍数に7を足しても7の倍数ですね 頭のなかで126は表にないな 次は133これは表にある 140,147,154・・・・・・・という感じでやる方法です 時間がたっぷりあるときはもちろんどんな方法でもいいです これで赤枠の中に7の倍数が8個あることがわかりました 1000÷210=4・・・160 赤枠の中で160までの7の倍数は6個だから 8×4+6=38 これで答えは出ましたが、何か気づきませんでしたか? 赤枠をよ〜く見てください 今度は縦に数字を見ていってください どの列にも7の倍数が1つずつありますね これは偶然ではないんですよ 理由がわかったらおそらく感動するかも 縦に見ていくということは30ずつ足していってますね 30を足すということは 30÷7=4・・・2 7で割った余りが2ですから 縦に2を加えていくと7で割った余りになります ということは、赤枠の中全部を7で割る必要がなくなります 最初の一行目(1,7,11,13,17,19,23,29)の整数を 7で割って余りを書き、縦に2を加えていく方法で 0になるところが、7の倍数です ![]() この方法だと大きな数を7で割るという作業をしていませんね だから後半の問題を速く正確に解けますね 問題を解くこととは関係ありませんが 表をよく眺めていると 赤枠の中のど真ん中を点対称の中心として 対応するところを足すと7で割り切れるようになっています ![]() もう一度上の表を見ると、 ![]() これってすごくないですか? 数の性質って美しいですね ここまで読んでくれたあなたに 最後に後半の問題を表を書き出さずに、 最初の一行(1,7,11,13,17,19,23,29)だけで解く方法を 紹介しておきます ![]() この8つの数をそれぞれ7倍してみてください そして、先程の上の表を見てください 先程がんばって探した7の倍数すべて (赤枠の中の青丸で囲んだ数)が 最初の一行(1,7,11,13,17,19,23,29)の7倍に なっていませんか? あまりの美しさに見惚れてしまいます ということは、本当に深く理解していたら、 最小公倍数210までに7の倍数が8個あることと 1000÷210=4・・・160 160÷7=22・・・6 最初の一行をみて、22までだから 1,7,11,13,17,19の6個 8×4+6=38 楽しんでいただけましたでしょうか 答え 順に 67 38 |
2022年度 東大寺学園中学 算数 2番(2) 整数 素数 素因数分解 実験 試行錯誤 整数を異なる3個の整数の積として表すことを考えます。 たとえば、24は、 1×2×12、 1×3×8、 1×4×6、 2×3×4 と4通りの表し方があります。 (@) 90を異なる3個の整数の積として表す方法は 全部で何通りありますか。 ただし、積の順序だけが異なるものは、 それらを全部で1通りとして数えます。 (A) 20以上の整数Aを、 異なる3個の整数の積として表すことはできず、 A+4も異なる3個の整数の積として表すことはできませんでした。 このような20以上の整数Aとして考えられるものを 小さいものから順に5個答えなさい。 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (@) 8 (A) 25,37,43,49,67 |
2022年度 東大寺学園中学 算数 4番 整数 場合の数 組合せ 実験 規則性 試行錯誤 整数Nに対して、Nの各位の数の和を S(N)と表します。たとえば、 S(7)=7 S(46)=4+6=10 S(1975)=1+9+7+5=22 です。 整数Nについて、次のような 【特性】 を考えます。 【特性】 NはS(N)で割り切れる。 たとえば、S(2022)=6で、2022÷6=337より、 2022は、S(2022)で割り切れます。 つまり、2022は 【特性】 をもちます。 このように、【特性】をもつ整数について、次の問いに答えなさい。 (1) 整数Nは【特性】をもち、1以上2022以下とします。 このような整数Nの中で、S(N)=5となるNは全部で何個ありますか。 (2) 整数Nは【特性】をもち、1以上2022以下とします。 このような整数Nの中で、S(N)=9となるNは全部で何個ありますか。 (3) 整数Nは【特性】をもち、1以上2022以下とします。 このような整数Nの中で、S(N)=18となるNは全部で何個ありますか。 (4) 整数Nは【特性】をもち、1以上2022以下とします。 S(N)の値として考えられるものの中で、 大きいものから3番目の値を求め、 そのときのNをすべて求めなさい。 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (1) 12 (2) 102 (3) 55 (4) S(N)=24 N=888,1896,1968 |
2022年度 東大寺学園中学 算数 1番 (1) 整数 規則性 実験 試行錯誤 (1) 1から200までの200個の整数を、 下のようにある規則に従って一列に並べました。 1,51,101,151,2,52,102,152,3,53,103,153,・・・ ・・・,48,98,148,198,49,99,149,199,50,100,150,200 (@) 123は左から何番目に並んでいますか。 (A) 連続して並んでいる4つの整数の和を計算したら323でした。 この4つの整数の中で最も左にある整数は、 列全体の左から何番目に並んでいますか。 答えはすぐに出せると思いますが、 答えにいたる途中過程を工夫すると あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて どんどん楽しくなりますよ 答 (@) 91 (A) 20 |
2022=337×2×3 337は素数です 337は素数です 奇素数337は2つの平方数の和で表される |
2023年度中学受験予定の方へ 2023=7×17×17 2023は素数ではありません 7や17や119や289などの倍数です 2000から2100までの素数は 2003,2011,2017,2027,2029, 2039,2053,2063,2069,2081, 2083,2087,2089,2099の14個あります
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