おもしろ算数問題 2015年(中学入試)にチャレンジ

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この下に続くおもしろ算数問題の中から
あなたのお気に入りの問題がひとつでも見つかるといいですね
自分の頭で考える喜びを味わってみてください
解けた瞬間の感動の喜びをあなたも味わってみて〜〜それでは、ごゆっくりどうぞ


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 2015年度  大阪星光学院中学 算数 5番 (2の後半)


6けたの整数 2□01□5で13の倍数となるものは□個あります



1001=7×11×13であることを使います

条件をみたすもので、最小のものは

200200ー65=200135です○

次は210210−65○

220220−65○

・・・

どこまで続くかというと260260−65○までです

つぎの270270−65×は百の位が2となり不適

270270−195をすると百の位が0となり不適

280280から65か195を引いても百の位を1にできない。

同様に290290のときも不適

答  7 


(別解)  条件をみたすもので、最小のものは

200200ー65=200135です○

その次は十万の位、千の位、百の位、一の位を動かさないで条件を満たすには

130の倍数かつ9970以上加えなくてはいけません。

10010を加えるとよいことがわかります。

200135+10010=210145です○

この数の前後130の倍数を足しても引いてもうまくいくのはないことを確認して

次々10010を加えていきます

220155、230165、240175、250185、260195まで○です

その次の270205は130を引くと百の位が0になり不適

280215,290225も不適です

以上で、条件を満たすものは7個です



問題を少し変えて、百の位も□にしてみます
6けたの整数 2□0□□5で13の倍数となるものは□個あります

これは130の倍数をうまく使ってなんとか出来そうです


 




2015年度 大阪星光学院中学 算数 1番 (3)


0,1,2,3,4,5の6個の数字から異なる3個の数字を選んで3けたの整数をつくります。

このとき、3けたの整数は□個あり、その中で3の倍数は□個あります。



前半は5×5×4=100



解き方1 3で割った余りで分類する

3で割り切れる数・・・・0と3

3で割った余りが1である数・・・・1と4

3で割った余りが2である数・・・・2と5


3個の数字の選び方

0を含まない場合 2×2×1=4通り

0を含む場合 2×2×1=4通り

並べ方は

0を含まない場合 4×(3×2×1)=24通り

0を含む場合 4×(2×2×1)=16通り

24+16=40



解き方2 ちょっと工夫すると、3個の数字の選び方は2×2×2=8通りあり

それを並べて、百の位が0の場合はダメなので引くとよいことがわかります(余事象)

8×(3×2×1)ー4×(2×1)=40


解き方3 百の位が1,2,4,5の場合

4×4×2=32

百の位が3の場合

1×4×2=8

32+8=40


解き方4 解き方3をよく考えると

百の位の決め方が5通り、十の位は4通り、1の位は2通り

5×4×2=40


一回目は時間がかかる方法でもいいから、どんどん書き出して、

書いている途中で何か規則がないか、楽に解ける方法はないかと考えると

力がついてきます

いろいろな解き方を考えると理解がいっそう深まりドンドン楽しくなりますよ


参考) 灘高校 入試問題 2009年度 ( 平成21年度 )入試 数学3番


答  100 、40
 



洛南高校附属中学 入試問題 2015年度 
算数 8番 (1)(2)(3)(4)


立方体の1/6倍や1/3倍を使うとすぐ解けます

(1) 3×3×3×(1/6)×2=9

(2) 3×3×3×(1/6)×(2+2)=18

(3) 3×3×3×(1/3)×(1+2+1)=36

(4)  3×3×3×(1/3)×2×2×2=72


(4)の別解 底面に平行で、立方体のど真ん中(高さ3cm)の点を通る平面で切って、下半分の部分の体積を求め、後で2倍する

3×3×3×(1/3)×2+6×6×(1/2)×3×(1/3)=36

36×2=72


感動のポイント 立方体のど真ん中に点をとってみてください

そしてそのど真ん中の点と他の点をむすんでみてください

そしてよく眺めてみてください





2015年度 東大寺学園中学 算数 1番 (3)

和が100となる2けたの整数を2個選んでかけたところ4けたの整数ができて、

この整数の千の位の数と百の位の数は等しく、

また、十の位の数と一の位の数も等しくなりました。

このような2個の整数の組は2組あります。

それらを、解答欄の(   、 )に例えば(30 、70)のように、

(小さい整数、大きい整数)の形で答えなさい。











答  (  33 、67 ) ( 34  、66 )
 



2014年度 東大寺学園中学 算数 1番 (1)


次の□に当てはまる数を求めなさい。

□×27×37+11×12×13×14=48000





方法1 インド式計算を使う!


11×14=154

12×13=156


154×156=155×155−1=24025−1=24024


48000ー24024=23976


□×27×37=23976


ここで

□×27×37=□×(1000−1)


23976=24×(1000−1)と変形して


□=24 とわかる







方法2   いきなり計算するな!

式全体を見て何か工夫できないか考えてみよう!


□×27×37+11×12×13×14=48000

式をよく見る

48000は12の倍数


48000=12×2×2000



11×12×13×14=12×2×7×11×13


48000ー11×12×13×14=24×(2000−1001)=24×999


□×27×37=24×999だから


□=24 とわかる




答えはすぐに出せると思いますが、

答えにいたる途中過程を工夫すると

あなただけのオリジナルな計算方法が発見されることもあり

ほかの問題にもその同じ計算方法が使えて

どんどん楽しくなりますよ



算数大好きな小学生のお子様と
出会えるのを楽しみにお待ちしております
興味のある方は、お気軽に連絡を!







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